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  • 2023年 第18回大会
  • 18回大会 決勝大会出場 岩手県 遠野市学校給食センター

18th contest第18回大会について

代表者紹介

北海道・東北ブロック
岩手県

遠野市学校給食センター

  • 所長
    菊池今英
  • 所在地
    岩手県遠野市松崎町白岩31-44-1
  • 受配校
    遠野市立遠野小学校
    同遠野北小学校
    同綾織小学校
    同小友小学校
    同附馬牛小学校
    同土淵小学校
    同青笹小学校
    同上郷小学校
    同宮守小学校
    同鱒沢小学校
    同達曽部小学校
    同遠野中学校
    同遠野東中学校
    同遠野西中学校
    岩手県立花巻清風支援学校遠野分教室 小学部
    岩手県立花巻清風支援学校遠野分教室 中学部
  • 食数
    1819食
  • 栄養教諭 黒田麻由
  • 調理員 運萬里花

遠野市は、岩手県の南東部、北上高地の中央にあります。中心市街地を形成する遠野盆地は、標高1917mの早池峰山を最高峰とする標高300~700m前後の高原群にぐるりと取り囲まれています。古くから沿岸部と内陸部を結ぶ交通の要衝で、江戸時代には城下町、宿場町として栄えました。民俗学者である柳田國男が著した『遠野物語』の地としても知られ、多くの観光客が訪れます。

この献立は、毎月19日の「食育の日」にあわせたもので、郷土料理や地元 食材など、身近な「食」について理解を深めることを目指しています。主食は遠野産「あきたこまち」のごはん。「さけのごま竜田揚げ」は、岩手を代表する魚で全国3位の水揚げを誇るさけを使った主菜です。「遠野産切干しだいこんとえだまめのサラダ」で使う切干しだいこんは、貞任高原で育てられた青首だいこんを使用。寒暖差が大きい高原育ちのだいこんは、甘みとうまみが凝縮されています。えだまめは、岩手生まれの「秘伝豆」という味が濃い品種を使いました。汁物の「山菜ひっつみ」は、岩手県を代表する郷土料理「ひっつみ」に、春の恵みである県内産のわらび、ふき、みず、姫たけといった山菜を入れたものです。「ひっつみ」の名は、小麦粉に水を加え耳たぶくらいのやわらかさにこねたものを、食べやすい大きさに“ひっつまんで”具ととも煮込んだことが由来。「ひっつまむ」は「ひきちぎる」の方言です。

給食だよりでは、栄養価が高く地場食材であるものの、残食の多い食材である切干しだいこんに注目し、持続可能な食生活と地産地消について、児童生徒や保護者たちへ情報発信しました。

①遠野市内の全小・中学校16校、約1,800人分の給食を作っています。

献立
  • ご飯、牛乳、鮭のごま竜田揚げ、遠野産切干大根と枝豆のサラダ、山菜ひっつみ
  • エネルギー 673kcal
  • たんぱく質 24.9g
  • 脂質 20.3g
  • 脂質 27%
  • カルシウム 373mg
  • マグネシウム 100mg
  • 鉄 2.7mg
  • 亜鉛 2.8mg
  • ビタミン A 264μgRAE
  • ビタミン B1 0.6mg
  • ビタミン B2 0.54mg
  • ビタミン C 23mg
  • 食物繊維 5.1g
  • 食塩相当量 1.6g
  • ②遠野市総合食育センター(愛称:ぱすぽる)は、学校給食の提供・高齢者などへの宅配弁当の提供・災害時における炊き出し施設です。

  • ③かぶの下処理。葉の部分も捨てずに使います。

  • ④にらの洗浄。少量ずつ丁寧に洗います。

  • ⑤声を掛け合いながら、出来上がった汁物を慎重に心を込めて盛り付けます。

  • ⑥食品ロス削減の日には、かぶの葉もスープに入れて無駄なく食べました。

  • ⑦給食甲子園、優勝してほしいから残さず食べて応援しているよ!

  • ⑧学校給食を支えている生産者さんや調理員さんと一緒に給食を味わう「交流すまいる給食」を年3回行っています。

  • ⑨「交流すまいる給食」では、生産者さんや調理員さんから給食のためにがんばっていることを聞いたり、子どもたちが感謝の言葉を伝えたりしています。

  • ⑩小学校3年生「よくかむことのよさを知ろう」よくかんで食べるために、みんなで「かみかみ作戦」を考えました。