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  • 2023年 第18回大会
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18th contest第18回大会について

  • 深紅の大優勝旗は新潟県妙高市立新井中央小学校のペアが獲得地元アスパラ菜を使った料理で栄冠をもぎ取る

  • 優勝(野口医学研究所賞)新潟県 妙高市立新井中央小学校

      • 栄養教諭・岡田小野江さん
      • 調理員・坂詰香さん
      献立
      • アスパラ菜めし
      • 牛乳
      • めぎすの米粉あげ~かんずりジュレソース~
      • アスパラ菜のごまこうじあえ
      • 妙高ごっつぉ汁
      新潟県献立
      • 第18回全国学校給食甲子園は、新潟県妙高市立新井中央小学校の岡田小野江栄養教諭、坂詰香調理員のペアが、深紅の大優勝旗を獲得しました。新潟県は、食育授業コンテストでも最優秀賞を村上市の佐藤美春先生が獲得しており、史上初めて二冠に輝く偉業を成し遂げました。新潟県は、応募件数でも47都道府県の中でもトップを維持しており、食育と学校給食に熱心に取り組んでいる県です。
        過去には、2009年の第4回大会で上越市立春日新田小学校の富澤富美子栄養教諭、植木節子調理員のペアで優勝を勝ち取りましたが、それ以外は優秀賞を2回(2017年と2021年)獲得したもののの、特別賞などとは縁がありませんでした。それが久々の優勝と食育授業コンテストの最優秀賞をダブルでもぎ取る快挙となりました。

        賞状を読み上げた米国財団法人野口医学研究所創立者・名誉理事の浅野嘉久さんと副賞を授与した新潟県出身の関川幸枝審査委員は、「メギスの米粉あげ~かんずりジュレソース~」という料理に驚きながらも、おいしく仕上がっていたことに感激したことを語りました。かんずりとは、唐辛子を発酵させた辛い料理で「お酒を飲む人に受けているものだ」と会場を笑わせながら、これを「学校給食に使っていることに驚き、偉大な郷土料理を忘れないように使うその取り組みに感動しました」とメギスの米粉あげにうまくあしらった料理をたたえました。

        妙高の名産は、秋からビニールハウスで栽培されるアスパラ菜です。12月から3月まで出荷されますが、その出荷の際に切り落とされる硬い部分が出てきます。この部分も利用していますが、今回のアスパラ菜めしにも活用されるなど、「捨てるところのない料理法」を、食育の目標にしています。

        環境配慮といえば、そもそも妙高市はSDGsを先導して取り組む自治体として、内閣府が実施する「SDGs未来都市」に選定されています。今回、栄冠に輝いた献立も、こうした地域ぐるみの取り組みが、見事に花開いた結果といえるのではないでしょうか。

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    準優勝(藤江賞)岐阜県 美濃加茂市学校給食センター

      • 栄養教諭・中島祐佳さん
      • 調理員・中井智子さん
      献立
      • 白飯
      • 牛乳
      • 鶏肉の梅ジャムソース
      • 切干大根とツナのミルク煮
      • 夏けんちん
      • 冷凍南濃みかん
      岐阜県献立
      • 「準優勝藤江賞は、岐阜県美濃加茂市学校給食センターです!」と審査結果が告げられ、栄養教諭の中島祐佳さんと調理員の中井智子さんがタッグを組む岐阜県美濃加茂市学校給食センターが、栄えある準優勝(藤江賞)に輝きました。
        美濃加茂市学校給食センターは、岐阜県中南部の美濃加茂市と富加町にある13の小中学校、約6400食をつくる大型給食センターです。今大会では、「白飯/牛乳/鶏肉の梅ジャムソース/切干大根とツナのミルク煮/夏けんちん/冷凍南濃みかん」という献立が高評価されました。
        株式会社藤江・代表取締役社長の益子純子審査委員から賞状が、株式会社藤江・専務取締役の三宅郁子さんから準優勝カップと副賞が贈られました。
        その後、益子審査員からは、「事前にいただいていたレシピと写真の通りにできておりました。地場産物の梅を市内で食品の製造を学ぶ高校生が加工したという梅ジャムソースが、とてもおいしかったです。また、煮物に苦手意識のある子どもが多いということで、切干し大根にツナを入れてミルクで煮るという工夫がなされておりました。こちらも、たいへんおいしくいただきました。これからも、子どもたちの目線に立った学校給食の提供をぜひよろしくお願いいたします」という講評がありました。
        栄養教諭の中島祐佳さんは、感涙に声を詰まらせながら、「決勝大会に出られるだけでありがたいと思っていたので、準優勝をいただいてびっくりしています。中井さんのおかげです。また、この場にいらっしゃらないみなさん、たとえば調理員さんたちには、私たちの練習のために業務時間を調整していただきました。一緒に働いている栄養教諭の先生方、センターの所長さん、市役所の方にも協力していただきました。本当に貴重な機会をいただけて、とても嬉しいです。このような賞をいただけましたので、それを糧に、これからますます頑張っていきたいと思います」と準優勝の喜びを語りました。

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    大村智特別賞佐賀県 佐賀市富士学校給食センター

      • 栄養教諭・北川美千代さん
      • 調理員・髙島まゆみさん
      献立
      • 麦入り御飯(富士町産ひのひかり)
      • 牛乳
      • 佐賀の恵み和風ミートローフ(女将のゆずみそごまだれ)
      • 富士のほうれん草と菊芋の梅海苔サラダ
      • 富士の野菜ときのこ入りうま塩豆乳味噌汁
      • だし昆布とかつお節のふりかけ
      • 手作りみかんゼリー
      佐賀県献立
      • 学校給食は成長期の子どもたちにとって非常に大事な食事であり、生涯にわたって健康な食文化の原点になるものであるとの考えから、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智先生が創設した大村智特別賞です。その栄誉を授与されたのは、佐賀県佐賀市富士学校給食センター栄養教諭・北川美千代先生、調理員の高島まゆみさんでした。
        大村先生は「学校給食と食育は、非常に大事なものであり、世界に誇るものです。生活習慣病予防の原点になっているとも言われており、子どもたちの成長に大きく寄与しているものです。これからも成長期の子どもたちのためにも、みなさんの活動を注目していきます。頑張ってください」と激励しました。

        献立内容は、麦入り御飯(富士町産ひのひかり)、牛乳、佐賀の恵み和風ミートローフ(女将のゆずみそごまだれ)、富士のほうれん草と菊芋の梅海苔サラダ、富士の野菜ときのこ入りうま塩豆乳味噌汁、だし昆布とかつお節のふりかけ、手作りみかんゼリーです。
        佐賀市富士町は町土の約82%を豊かな森林が占める「緑と清流と温泉の町」です。主菜の「佐賀の恵みたっぷり和風ミートローフ~女将のゆずみそごまだれ~」は、町内産のパセリ、アスパラガス、佐賀市産のたまねぎ、れんこんなどと県産肉を使用。パセリは茎まですべて使っているもので、SDGsにも貢献する献立として高く評価されました。

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    21世紀構想研究会特別賞岩手県 遠野市学校給食センター

      • 栄養教諭・黒田麻由さん
      • 調理員・運萬里花さん
      献立
      • ご飯
      • 牛乳
      • 鮭のごま竜田揚げ
      • 遠野産切干大根と枝豆のサラダ
      • 山菜ひっつみ
      岩手県献立
      • 21世紀構想研究会特別賞は、優れた献立に与えられる賞です。
        プレゼンターは、橋本五郎・読売新聞特別編集委員と、小出重幸・日本科学技術ジャーナリスト会議理事です。
        副賞のクリスタルトロフィと、「東京手焼きせんべい」を渡しながら、小出重幸氏は「岩手県内でも、北上山地の高原地帯にある遠野市は、地場の農産物も限られると思いますが、古来、内陸と三陸海岸の交易の拠点にあたるという地理的な特色を活かして、海、山、平地の食材を組み合わせて、とても美味しい献立を提供してくれました。その努力に敬意を評します」と、評を述べました。
        岩手県遠野市学校給食センターは、計1819食も子どもたちに提供する大きなセンターです。その献立は、遠野産あきたこまちのご飯、サケの胡麻竜田揚げ、遠野産の切り干し大根とえだまめのサラダ、山菜の「ひっつみ汁」のお椀、というバラエティに富んだものです。
        サケは、岩手県の代表的な水産物。寒暖差の大きい北上山地そだちの大根は、甘みとうま味が凝縮されています。えだまめには、岩手県特産「秘伝豆」を合わせました。ひっつみ汁は、岩手県を代表する郷土料理です。山菜も、県内産のわらび、みず、ふき、姫たけという、地域にこだわった工夫、そして海と山の自然の恵みを感じさせる美味しい献立が、評価されました。

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    女子栄養大学特別賞埼玉県 朝霞市立朝霞第八小学校

      • 栄養教諭・中美奈子さん
      • 調理員・横山利和さん
      献立
      • プチっとコバトンごはん
      • 牛乳
      • 黒豚と里いものしょうゆ麹揚げ
      • スイスチャードのごまだれ和え
      • コールラビのかきたま汁
      • きらきらキャロットゼリー
      埼玉県献立
      • 「女子栄養大学特特別賞は、埼玉県朝霧市立朝霧第八小学校!」。栄養教諭の中美奈子さんと調理員の横山利和さんがタッグを組む埼玉県朝霧市立朝霧第八小学校が、21世紀構想研究会特別賞と並んで優れた献立として認められました。
        朝霧市立朝霧第八小学校の献立は、『キラリ☆「た」さい(多彩)たま献立』と題された、「プチっとコバトンごはん/牛乳/黒豚と里いものしょうゆ麹揚げ/スイスチャードのごまだれ和え/コールラビのかきたま汁/きらきらキャロットゼリー」というもの。伝統の味から新しい特産物まで、子どもたちが埼玉の「たさい(多彩)」な食材の魅力を知ることができると評価されました。
        女子栄養大学短期大学部の三好恵子教授から賞状が、女子栄養大学栄養学部の中西明美准教授からクリスタルトロフィーと副賞が贈られました。
         その後、三好審査委員からは「プチっとコバトンごはん、黒豚と里いものしょうゆ麹揚げ、スイスチャードのごまだれ和え、コールラビのかきたま汁、きらきらキャロットゼリーという、非常に彩りのいい献立でした。食材を有効に活用しており、本当においしかったです。それぞれの料理が、大変オリジナリティのある調理法でした。それでいてバラバラにならず、よくまとまっていました。またいろいろな工夫をされて、本大会に参加いただきたいと思います」という講評がありました。

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    優秀賞(株式会社日本一賞)香川県 高松市立屋島小学校

      • 栄養教諭・定谷晴子さん
      • 調理員・山内真紀子さん
      献立
      • 黒豆ごはん
      • 牛乳
      • 瀬戸のかたくちいわしの南蛮づけ
      • 食べて菜の磯香あえ
      • 金時汁
      • 香緑
      香川県献立
      • 優秀賞「株式会社日本一賞」は、香川県高松市立屋島小学校が、受賞しました。
        同校では、給食週間や食育の日にあわせ、香川の郷土料理を給食に登場させたり、地場産物を使った新たな献立を開発することで実績を積み重ねてきました。
        今回の主菜食材のかたくちいわしは、昔から瀬戸内海で多く獲れ、原料とする煮干しの産地となっています。これを活用して、ゆでてから急速冷凍することで、やわらかく骨ごと食べられるので学校給食でも人気があります。
        家庭では市販だしが普及していることを知り、郷土の煮干しだしのおいしさを調理実習で学習したり、家庭に煮干しを持ち帰り、そのおいしさを家庭でも味わうことも多いそうです。長谷川芳樹審査委員は「郷土の食材をふんだんに使った優れた献立であり、食味審査でも甲乙つけがたいと審査委員をうならせていました」と優れた出来栄えを称えました。
        香川県の決勝戦出場は今回が9回目で四国随一の強豪です。過去に準優勝 2回(2006年第1回大会=高松市立国分寺中学校・三宅 律子、宮崎 茂美、2013年第8回大会=高松市立国分寺北部小学校・下岡 純子、香川 由希子)のほか、特別賞3回=2008年第3回大会、2010年第5回大会、2011年第6回大会=に授与されており、悲願の優勝旗獲得は持ち越しとなりました。

  • 優秀賞(武蔵エンジニアリング賞)北海道 大空町立東藻琴学校給食センター

      • 栄養教諭・川邊信司さん
      • 調理員・大島洋子さん
      献立
      • じゃがバタコーンごはん
      • 東藻琴乳酪館びん牛乳
      • 大空バーグ~メルヘン夕焼けソース~
      • 人参ときゅうりの松前風和え物
      • 網走湖しじみ汁
      • 東藻琴芝桜風牛乳プリン
      北海道献立
      • 優秀賞「武蔵エンジニアリング賞」は、北海道大空市立東藻琴学校給食センターが、受賞しました。献立は、じゃがバタコーンごはん、東藻琴乳酪館びん牛乳、大空バーグ~メルヘン夕焼けソース~、人参ときゅうりの松前風和え物、網走湖しじみ汁、東藻琴芝桜風牛乳プリン。
        オホーツク側の大空町の基幹産業は畑作と酪農。特色ある食材を豊富に使い、月1回「ふるさと給食」を実施しています。今回の献立はほとんどの食材を道内および町内でまかない、彩りの良いメニューが評価されました。
        じゃがバタコーンをごはんに混ぜた、濃厚な味のごはん。「大空バーグ メルヘン夕焼けソースがけ」は、町特産の知床牛や、さくらブタ、たまねぎ、長芋を使ってふんわりと焼き上げ、東藻琴の特産のトマトピューレソースを合わせています。「にんじんときゅうりの松前風あえ物」は少ない塩分でもおいしく食べられ、「網走湖しじみ汁」には網走湖のしじみが使われていました。
        文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課学校給食調査官の齊藤るみ審査委員より表彰状が、武蔵エンジニアリング株式会社社長の生島直俊さんより、カップと副賞の授与が行われました。
        齊藤審査委員からは、「ソースには塩麹という隠し味が、また、和えものには松前こんぶが薄味のおいしさを引き出すなど、北海道ならではの素材が有効に使われていた、2人のチームワークもとても良かった」との講評がありました。

  • 優秀賞茨城県 桜川市学校給食センター

      • 栄養教諭・渡邉紗さん
      • 調理員・森仁美さん
      献立
      • 桜川市産コシヒカリの麦ごはん
      • 牛乳
      • つくば鶏のチーズタッカルビ
      • しらすと県産野菜のナムル
      • キングポークとトマトの卵スープ
      • イバラキング
      茨城県献立
  • 優秀賞石川県 加賀市立山代中学校

      • 栄養教諭・宮西美緒さん
      • 調理員・西牧友香さん
      献立
      • 加賀棒茶と生わかめの味わいご飯
      • 牛乳
      • きときとぶりカツ~トマトとブロッコリーの食べる旨味ソースがけ~
      • 加賀五菜のシャキシャキごま和え
      • 打ち豆とかもりのふるさと和風ポタージュ
      • 加賀梨(あきづき)
      石川県献立
  • 優秀賞奈良県 広陵町立真美ケ丘第一小学校

      • 栄養教諭・伊是名萌さん
      • 調理員・田中和恵さん
      献立
      • 白ごはん
      • 牛乳
      • 豚肉の塩麹炒め
      • 大和まなの煮びたし
      • 具だくさん汁
      奈良県献立
  • 優秀賞岡山県 岡山県立岡山東支援学校

      • 栄養教諭・川上啓子さん
      • 調理員・小坂雅子さん
      献立
      • 黒豆栗ごはん
      • 牛乳
      • さわらの甘酢あんかけ
      • 岡山野菜とひじきの和え物
      • 冬瓜と黄にらのばち汁
      • 温州みかん
      岡山県献立
  • 優秀賞長崎県 長崎大学教育学部附属小学校

      • 栄養教諭・山﨑美奈さん
      • 調理員・川元美由紀さん
      献立
      • 雲仙こぶ高菜ごはん
      • 牛乳
      • 長崎県産鶏の照り焼き
      • 大村湾ぐるっと含め煮
      • 唐人菜と長崎赤かぶのみそ汁
      • 伊木力みかん
      長崎県献立
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